テーマの異なる部屋を楽しむ
- Client
- 熊本県八代市 M様
- Coordinator
- 北山みゆき
- Concept
- それぞれのお部屋は違うコンセプトで。
ロジックアーキテクチャ様からのご紹介でご来店されたM様。
ご来店されると、ご夫婦でお話しながら、ゆっくりと時間をかけて商品をご覧になります。
気になるブランドのカタログはご自身で取り寄せられるほど、インテリアがお好きなM様。
そんなM様の心を掴んだのは、杉山製作所の鉄家具。
M様は「それぞれのお部屋を違うイメージにしたい」というのがご依頼のテーマだったので、お二人のお気に入りの鉄家具を中心にコーディネイトさせていただきました。
まずはリビング。
もちろん、クロテツ(杉山製作所)のBANソファ。
鉄だからこそできるミニマムで無駄のないデザインは、重厚感というよりは存在感たっぷり。
ひとつひとつ表情が違う平鉄の脚は、職人が鍛えた武骨さがより伝わりやすく、上質な豚革と無垢のサイドテーブルを合わせることで、味わい深い製品になっています。
BANソファの存在に負けないように、センターテーブルは同ブランドのSHINセンターテーブルをセレクト。
とにかくカッコイイ!どこからみても隙がないヤツです。
つづいてダイニング。
こちらも、クロテツ(杉山製作所)のSUMIダイニングテーブルを中心に鉄脚をアイコンにコーディネイト。
SUMIダイニングテーブルの幾何学的な脚がM様のお気に入りです。
椅子は、細身のフレームが軽やかな同ブランドのSHINダイニングチェア。
グレーのファブリックがアイアンを引き立てます。
対面に指すご両親用の椅子は、SiKI(シキファニチャ)のプレーン アームレスチェア。
木のぬくもりを感じる無垢材で、椅子の出入りがしやすいセミアームをご提案させていただきました。
アーム付きの椅子は肘を置いてリラックスできるのはもちろんですが、ご年配の方にとっては立ち座りの時の支えにもなるので安心感があります。
張地は存在感のあるソファのカラーに合わせることで、統一感がでて落ち着いた雰囲気になりました。
カウンターには、お揃いのSHINカウンターチェアをセレクト。
カウンターの高さに合わせて脚を9cmカットしました。
ご購入時にご相談いただければ、テーブルの高さに合わせて脚をカットすることができます。
さらに、ゲストが集まった時のためにSHINベンチもご準備。
実はこのベンチ・・・玄関に置いています。
使いたいときだけダイニングに運び、普段は玄関をおしゃれに演出するアイテムになります。
玄関サイドにはクロテツのオブジェスタンドに、さりげなくグリーンをディスプレイ。
つづいて2Fのセカンドリビング。
お二人が寛ぐ空間は、KARIMOKU NEW STANDARD(カリモクニュースタンダード)の(キャストールソファ)とSOFT TRIANGLE(ソフトトライアングル)で北欧テイストに。
細部までこだわりが詰まったソファは、お部屋がすっきり綺麗に見えることを意識してデザインされています。
360°どこからみても隙のないデザインですが、おすすめはこの角度から見たフォルムです。
ソファに合わせたSOFT TRIANGLE(ソフトトライアングル)はふちの加工と裏側の丸みが、まるで大木から削り出したかのようです。
ミントグリーンの鮮やかさがソファに負けない存在感となり、空間のバランスをとってくれています。
農業に携わるお仕事をされているM様邸には、会社の事務所も併設されています。
こちらは古材やアイアンを使った、FACTシリーズ(杉山製作所)を中心に少しインダストリアルな雰囲気に。
書類整理用の棚は、間仕切りでも使えるLEAK SHELF(リークシェルフ)と棚にきれいに収まるLEAK BOX(リークボックス)をセレクトされました。
用途や気分に合わせて、気軽にレイアウトの変更ができる便利さがポイントです。
申し訳ないことに写真には写っていませんが、商談スペースにはセンターテーブルとしてKASHAを。
ソファは以前からお持ちのものですが、新しく揃えたかのようにしっくり馴染んでいます。
「中で見るのもいいけど、ここからの眺めが一番だと思うんだよね。最高だよ。」とご主人様。
「家具は使うのもいいけど、眺めているだけでも幸せよね。」と奥様。
椅子に座りながら、そうお話しされるお二人の笑顔がとても素敵でした。
そんなM様と共に暮らせる家具達は幸せだと思います。
末永くよろしくお願いします。
最後にM様の愛犬AMOURちゃんのショットを(*^-^*)