宮崎県の高千穂にある”離れの宿 神隠れ”様の内装、家具のコーディネートをさせていただきました。
80年以上の歴史がある老舗旅館です。

この度、お食事スペースの完全個室化とそれに合った家具、照明のリニューアルのご依頼でした。
お食事スペースは広々とした空間となっており、個室の想定では設計されていなかったため、必要なテーブル席をパズルのように様々なパターンで再構築。
これまでの広い空間から個々の狭い空間になっても、窮屈と思わせないような空間づくりに心掛けてあります。
そのため、ブラウン調だった内装から、天井、壁、床共に全てリニューアルし、全体的にナチュラルな木目やベージュトーンに変更。
それに合わせ、テーブルや椅子も全て温かみのあるオーク材でセレクト。
和の空間でありながらも、北欧の照明を使用することで洗練された大人の空間となりました。

また、団体のお客様でも対応できるよう開閉できる扉でお部屋を区切り、各部屋の入り口も格子にすることで、目線も抜け、狭さを感じさせない工夫が施されています。
素敵なお宿ですので、心と身体をリフレッシュするため、是非、足を運ばれてください。
※西山英夫建築環境研究所との共同プロジェクト

Before
改装前の飲食スペース