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スポークチェア

天童木工

日本人をリラックスさせるためのパーソナルチェア

日本人が座る椅子作りのために、人間工学的実験を繰り返したといわれる豊口克平氏がデザイン。ボーエ・モーエンセンのスポークバックチェアなどからヒントを得て、日本の生活習慣に合うよう独自の理論を融合させました。脚を投げ出したり、あぐらをかいたりしてくつろぐことができます。脚先は丸みがあり、和室でも傷が付きにくいように配慮されています。

Designer

豊口 克平[Katsuhei Toyoguchi]

明治38年、秋田市生まれ。東京高等工芸学校を卒業し、翌年に蔵田周忠らとデザイナーグループ型而工房を結成。 昭和8年、商工省産業工芸試験所に入所し、輸出工芸品や家具の分野で新機軸を打ち出す。日本のインダストリアルデザイナーの草分けとなった。測定機器のなかった時代、雪に座って臀部の跡を付け、人体曲面の研究を行ったという逸話を持つ。 同34年からは武蔵野美術大学教授に就任し、豊口デザイン研究所を設立。カメラや顕微鏡のデザインなども手掛け、1991年に他界するまで、長く親しまれるさまざまなプロダクトを生み出した。 内閣総理大臣賞、勲三等瑞宝章、通産省デザイン厚労省など、受賞多数。

Brand

天童木工

「天童木工」は1940年に山形県天童市近郊の大工・建具・指物などの職人が集まり結成された「天童木工家具建具工業組合」を始まりとする日本を代表する家具メーカー。創業から70年余り、皇室を始め、数多くの企業や一流ホテル、政府機関や公共施設などに家具を納めてきた実績からも、確かな製品を作り続けていることが分かる。国内外の建築家やデザイナーと共に製作した家具の中から、多くの名作が生まれている。