「ヴィンテージラグ展」開催のご案内
こんにちは!!すっかり暖かくなり夏が間近に近づいてきましたね。今年は3年ぶりの規制緩和で観光地はどこも賑わってるようです。以前のように活気を取り戻せると嬉しいですね!!
さて皆さん、鬼滅の刃「刀鍛冶の里編」が始まりました。面白すぎて私は何回もアマプラでリピートしています。敢えてマンガは読まず、アニメだけで展開を愉しんでるので、毎回ハラハラドッキドキです。「私もっ!!」って方、よかったらお話ししましょう笑
話がかなり脱線しましたが、今回はヴィンテージラグ展開催のご案内です。
季節の変わり目にちょっとしたお部屋の模様替えを考えている方も多いのではないでしょうか。そんな方にぴったりのイベント。
ヴィンテージは昔のものだから抵抗ある!!誰かが使ったものを使いたくない!!って思っている方、騙されたと思って一度試してみてください。使われていたからこそ色が褪せたり、糸のほつれがあったりと、新品には無い「深み」があります。
ヴィンテージラグ展
【開催日時】2023年5月20日(土)- 2023年6月18日(日)
【開催場所】HAPPY TIME DIRECTION 熊本店
【商品内容】トライバルラグ・オールドキリム・オールドギャッベなど60点
トライバルラグ
英語で「部族」という意味を表す「トライバル」。トライバルラグはイランやトルコ、アフガニスタンなどの国々で暮らす部族の人達が、生活用として使うために家庭で織った毛足が長い絨毯のことです。
古いものだと1940年代、新しいものでも20年以上前に織られた、アンティークやビンテージのオールド絨毯。中でもギャッベ、トルコ絨毯、ペルシャ絨毯は皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ギャッベ
イラン南部の遊牧民族が作る「ギャッベ」は、トライバルラグの中でも毛足が長く、厚みがあるのが特徴です。
遊牧生活で一緒に暮らしている羊たちから紡いだ糸を使った草木染めの絨毯は、大自然の中で生まれた温もりのあるラフなデザインが人気です。絵画のように壁に掛けてアートとしても楽しまれています。
上質な手織りで独特の弾力と、油分をたっぷりと含んだウールの柔らかさで吸湿発散性が良く、夏もジメジメした感触が無いため、サラッとしていて一年を通して心地良く使えます。
ペルシャ絨毯
高級な絨毯の代名詞にもなっている「ペルシャ絨毯」は、イラン周辺で織られる絨毯です。
1本のタテ糸にパイル糸を巻きつけて隣のタテ糸にくぐらせるペルシャ織りで織られているので、とても細やかな織りで、美しく繊細な模様が描かれています。
床に敷くだけでなく、壁飾りやテーブルクロスとしても多様な使い方で楽しまれています。
トルコ絨毯
トライバルラグの中で一番多いのが「トルコ絨毯」です。
トルコ絨毯とペルシャ絨毯の違いは産地だけでなく、絨毯を織るときのパイル糸の結び方に違いがあります。トルコ結びとも呼ばれ、2本のタテ糸に1本のパイル糸を巻き付けています。ぱっと見ただけではペルシャ絨毯と区別するのは難しいかもしれません。
キリム
トルコで作られる織物として、もう一つ有名な「キリム」は、タテ糸にヨコ糸を上下交互にくぐらせながら織り込む平織りで作られています。
表と裏が同じ見え方をし、絨毯とは違って毛足がないため、古いものが見つかってもトライバルラグではありません。
しかし、軽くて加工しやすいキリムは、床に敷くためだけでなく、タペストリーやクッションなどの加工品としても人気のある織物です。ちなみに私が最も好きな織物です。
いかがでしたか?様々な国の個性溢れる古い絨毯。綻びまでもが味わい深く、新品に無い良さを感じることが出来ます。わたしたちの暮らしに驚くほど馴染む、不思議な魅力を持つラグ展です。同じデザインは二つとしてありません。大きさも様々。正に一期一会です。皆様のご来店お待ちしております。