PORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)の熊本の代理店になりました
6月に入り、雨の日が多くなってきました。皆様いかがおすごしでしょうか?
この時期の私の楽しみは「まるごと桃のタルト」です。毎年初夏のこの時期だけの限定で発売しているお店が多いのですが、本日通勤途中の洋菓子屋さんで見つけました。みずみずしくてツヤツヤしている桃の大きな写真に「期間限定 もものタルト」という文字が書かれた看板。今日は買いに行けないので、明日絶対に買いに行きます。
さて、話は全く変わりますが、PORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)代理店になるべく、先日塗装職人さんと一緒に講習を受けてまいりました。
◆PORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)とは
PORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)はオーストラリア生まれの塗料です。建築の修復技術(質感)と絵画の知識(色)を掛け合わせ生まれたペイントは、ただ壁に色をつけるだけのペイントではなく、他にはない質感で独特な空間を演出し、一期一会の空間に仕上げてくれます。
日本の住宅の平均寿命は、30年程と言われており、古くなるにつれて価値がさがっていくものがほとんどです。ポーターズペイントはセルフペイントにも向いているペイントなので、自分たちでお家に手を入れて長く愛着を持って暮らせる、そんな価値のあるお家にもすることができます。
◆PORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)の物語
1900年代の初めの頃、植民地だった歴史のあるオーストラリアは、建築に関しての伝統的な技術があまりありませんでした。建築家であるフレッド・ポーターは、ヨーロッパに行き、建築の修復のための技術と塗装仕上げの技術を日記に残し、その技術をオーストラリアへ持ち帰りました。
彼の死後、その日記を孫で画家のピーター・ルイス(ポーターズペイントの創設者)が発見し、1982年に伝統的なレシピをもとにペイントを作ったのがポーターズペイントの始まりです。
元々は建築の修復技術のためのレシピに絵画の知識が掛け合わせて生まれたペイントというのは、納得です。ただのオシャレのためだけのペイントではなく、長く大切に使っていく唯一無二の空間を生み出してくれるペイントです。
◆PORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)の特徴
●顔料は世界一多い16色
PORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)の顔料は、なんと世界一多い16色もあるんです。しかも経年変化に追随する発色にこだわった色ばかり。それをオーダーいただいた後に調色師の方が1つ1つ丁寧に配合し出荷しています。そうやって創り出される色は300色以上あり、どの色も元の景色に自然となじみ、土や石や植物などの自然素材にも違和感なく溶け込みます。
●自然素材を活かした本物の質感
質感は素材を印象づける大切な要素です。PORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)は、石英や石灰、鉄や銅などなど他にも様々な自然素材を使った塗料をご用意しております。本物の素材を使うことで、テクスチャーによって生まれる “反射した光の表情や陰影” まで表現できます。また、自然な経年変化も楽しめますし、本物の錆を表現できるものもあります。
●VOC(揮発性有機化合物)フリー塗料製品
塗装というとどうしても”臭い”が気になられる方も多いかと思います。実際にPORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)を体験した時の感想なんですが、臭いはほとんど気になりませんでした。実は、ポーターズペイントは人にも環境にも優しい材料なんです。特に「エッグシェル」と「ストーンペイント」は有害物質の成分の検査をおこなっており、VOCは不検出(N.D)となっています。※不検出(N.D)とは、4.6μg(マイクログラム)未満を指します。より詳しい検査結果を確認しますと、0.0μgという検査結果も出ております。
現在日本では建築基準法で定められた「F☆☆☆☆」という基準が主に使用されておりますが、これは有害な物質の1つである、ホルムアルデヒドだけの基準なんです。VOCフリーの製品でより安全に安心して過ごすことができる空間になります。
◆施工について
当店では、PORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)の施工をたまわっております。ポーターズペイントはペイントの種類によって様々な施工方法がございます。専門の講習を受けた職人が責任をもって施工いたしますので、安心してご相談ください。
◆ワークショップについて
セルフペイントご希望の方向けにワークショップも行います。詳細につきましては、都度ご案内していきたいと思いますので、ご希望の方はお気軽にスタッフまでご相談ください。
◆おまけ(施工中・・・)
講習の時に塗った八代店の店内の壁です。こちらは元々水色のクロスを貼っておりましたが、半分はクロスをはがし、半分はクロスの上からのペイントを試みております。この写真時は、まだ色を塗る前の下地を塗った段階です。最終的な仕上がりがどのようになっているのか、気になる方はぜひ八代店の方までお越しくださいませ。