熊本(八代)の家具・インテリアショップが手掛ける“コーディネート事例vol.41”
季節も移り変わり早いものでもう7月となりました。朝からセミが鳴き始めております。
今日は日差しが強いかな!と家を出れば、晴れているのに雨が降ってきたり・・とよく分からない天候が続いています。まだ梅雨明けしていないような天気が続いてますね。
雨の降った後は緑がとてもきれいで、植物は背伸びをしているようにも感じます。
雨の合間を縫って、私達も外に出て背伸びするのも気持ちがいいかもしれません。
今回のお客様は、熊本市東区のT様です。GranTの稲葉様のご紹介でご案内させていただきました。
吹き抜けのある素敵なお家に納品させていただきましたのでご紹介させていただきます。
リビング
センターテーブル
当店オリジナルの家具ブランドHTD FUNITURE(HTD ファニチェア)でIRON LEG(アイアンレッグ) センターテーブルです。
木材は、ブラックチェリーです。
天板の小口は、面取りをさせていただきました。こうすることで、よりスタイリッシュで軽やかな印象となります。
元々節が少ないブラックチェリーですが、今回はもっと美しく仕上げるために節無しになっております。
ブラックチェリーは経年変化で天板の色が濃くなってきます。床材との色の差を感じることができるT様は、日々の変化していく姿が楽しみだと思います。
ダイニング
ダイニングテーブル
テーブルはKarimoku New Standard(カリモクニュースタンダード)のColour Wood Dining(カラーウッドダイニング)120です。
チェアはartek(アルテック)の 66チェアで座面はホワイトラミネート、スツールは同じブランドでstool 60。
他にもvitra(ヴィトラ)のAPCと、HAY(ヘイ)のAAC12で選択いただきました。
カラーウッドダイニング120は、四角のキッチンに合わせても空間が馴染みます。
木材も床のオークと近いという事もありますが、デザインとして脚が1本になっていることでどこからでも座ることができます。また四角のテーブルとは違い、角が無くテーブルの縁に沿って導線が出来上がりました。
この脚のデザイン、テーブルの配置によって玄関から入って直ぐの空間を広く見せる効果があります。
リビングからダイニングをみると入口が解放されているのが分かります。
普段は3人で生活されているT様。急な来客時はstool 60を持って来てテーブルを囲うことが気出来ます。
普段は2階踊り場でお子様と一緒に過ごされるであろうstool 60。
このartek(アルテック)のstool 60 は、2019年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しました。
日本デザイン振興会によって1957年に設立されたグッドデザイン賞は、デザインを通じて暮らしと社会を豊かにすることを目指しています。
毎年、あらゆるジャンルにおけるデザインが、その誠実さ、革新性、美しさ、倫理性に基づいて審査されます。受賞デザインには、受賞を表明するロゴであるGマークの世界的な使用が認められます。
ロングライフデザイン賞は、長年にわたり人々からの高い支持を得て、今後もその価値を発揮し続けるであろうと考えられるデザインに贈られます。その年の15の受賞者を選ぶ際、審査員は各候補作品が、これまで私たちの暮らしに何をもたらしたか、なぜ長年人々に愛され続けているのか、その美しさとは何なのか、議論を重ねて選びます。
最後に、素敵な廊下を見つけましたのでお写真を撮らせていただきました。
見てただけると分かるように、気持ちのいい爽やかな風が入って来るT様邸でした。
ご家族皆さまの雰囲気にぴったりなお家でした。
お忙しい中お時間いただきありがとうございました。