熊本(八代)の家具・インテリアショップが手掛ける“コーディネート事例vol.40”
梅雨の時期、湿気で髪の毛が膨張してヘアスタイルが思い通りにならないというのはあるあるですよね。くせ毛や天パの人にとって、今日一日の精神状態を左右しかねない重要案件です。
私は天パなので特にこの時期は帽子が必須なですが、、今年は暑すぎて帽子を被るのも休み休みにしたい!そう思った結果、、バッサリ切ってパーマをぐりんぐりんにかけてやりました!爆発ヘアの完成です( *´艸`)もう湿気で膨張しているのか何なのか分かりません!大成功です!!!
ただ、、ジャケット着ちゃうとオジサンにも見えます、、(-“”-) 前髪が無いバージョンの葉加瀬太郎(笑)これは想定外でした。あ!!帽子被れば松田優作気取れますけどね。
まだまだ湿気と戦う日々が続きますが、無垢の家具も湿気で膨張します。天気が良くなると必要以上に水分を放出して割れたりする事もあります。エアコンの風が直接当たらないようにしたり、オイルを塗ったり、是非お手入れしてあげて下さい(*^-^*)
今回のブログは、阿蘇五岳のうちのひとつに数えられる烏帽子岳の山麓に沸く温泉で、古来より湯治場として親しまれてきた「地獄温泉 青風荘」様のコーディネイト事例第2弾です!
宿泊棟「HANARe」と湯治宿「曲水舎」をご紹介します
災害から5年、再興した青風荘様は宿泊宿・ロビー・レストランなど各施設が点在する分棟型の建物は、歴史を感じる新たな空間に生まれ変わりました。
■HANARe
青風荘の中心にあるロビー棟から少し離れた所にある3棟の「HANARe」。3棟とも居間に奥行きの浅いソファとテーブル、お縁にラウンジチェアとサイドテーブルを配置しました。
ご利用されたお客様が次に訪れる時、違うお部屋を予約したくなるような感覚を持っていただきたく1棟づつ家具を変えてあります。
木の香りがする部屋の窓は全て戸袋にしまうことが出来て、ここからの眺めを独り占めできます。とても贅沢なお部屋ですが「ライジングエナジー」を全身で感じて心身共に寛いでいただける空間になっています。
[HANARe1]
セレクトした家具-居間
・KOKOROISHI(心石工芸)チャンクチェア片肘タイプ1人掛け
・KOKOROISHI(心石工芸)チャンクチェア片肘タイプ1.5人掛け
・HTD FURNITURE 造作サイドテーブル
背座共に程よいクッション性があり、寛ぐのにちょうどいいサイズ感とレイアウト変更ができる機能性も持ち合わせています。無駄のないシンプルなデザインですが、革の良さを十分味わえる心石工芸らしいデザインです。革はロビー棟と同じオイルレザーKWシリーズのブラック。汚れもキズもつきますが、使い込めば使い込むほど革の風合いが変化して馴染んでいく、革好きの方が好まれるタイプです。
チャンクチェアの座面の高さに合わせてた製作したウォールナットの突板仕様のサイドテーブル。座面とテーブルがフラットなのでとてもスッキリ見えます。
セレクトした家具-お縁
・KOKOROISHI(心石工芸) ライトパーソナルチェア
・KOKOROISHI(心石工芸) ライトオットマン
・SIKI(シキファニチャ) ユーロサイドテーブル
張地はもちろんオイルレザーKWシリーズです。額縁の技術を応用し極限まで細く作られたフレームのチェアはコンパクトサイズで、その重さは僅か10kg程度と驚くほどに軽量です。
ユーロサイドテーブルの片面が直線というアシンメトリーなデザインは、チェアに寄せたり、壁に付けたりと扱いやすい一面を持っています。
[HANARe2]
セレクトした家具-お縁
・Cuero(クエロ) BKFチェア
・HAY(ヘイ) DLMサイドテーブル
BKFチェアはハンモックのように身体を預けて座れますが、人が座ったときにかかる体重によってレザーが変形しないような作りになっており、計算され尽くした曲面のカーブのおかげでこの快適な座り心地は実現されています。
HAYのDLMは「Don’t Leave Me =置いてかないで!」の略。約2.2kgと軽量で取っ手もデザインされているので楽々と移動することができます。
日本の温泉宿に北欧デザインの家具という個人的にとても好きな組み合わせです。
ここからの眺めホントに最高です!!
(今はお庭が整備されているので生垣越しの眺めになってます)
[HANARe3]
セレクトした家具-居間
・KOKOROISHI(心石工芸)チャンクチェア片肘タイプ1人掛け
・KOKOROISHI(心石工芸)チャンクチェア片肘タイプ1.5人掛け
・HTD FURNITURE 造作サイドテーブル
・TEORI(テオリ) オーバルリビングテーブル
TEORI(テオリ)は竹の産地である岡山県倉敷市真備町で1994年に設立された竹製品専門ブランド。3積層のクロス集成材が作り出す個性的な断面がデザインのひとつにもなっており、竹独特の風合いを楽しめます。
セレクトした家具-お縁
・Narrative(ナラティブ) Easy Chair(イージーチェア)
・Narrative(ナラティブ) Otto Stool(オットスツール)
・TEORI(テオリ) 三角スツール
その他、洗面スペースにTEORI(テオリ)のスリットスツールとダストボックスもお準備しました。
■曲水舎(きょくすいしゃ)
細川藩の水車小屋や古民家を移築するなどして造り上げたお食事処「曲水庵」は、震災前は青風荘のお食事処として訪れた人たちの憩いの場でした。改修工事後は宿泊施設とライブラリーがある「曲水舎」と名前を変えて新たなコミュニティスペースとして生まれ変わりました。
以前の大きな梁や柱をできるかぎりそのまま利用している為、客室は個性溢れる趣のある作りになっています。
ここの奥に客室があり、こたつと造作のテレビボードなどご納品させていただきました。撮影当日にお部屋をご利用されていたので、ご紹介できないのが残念ですが、曲水舎の雰囲気だけでもお伝えできたらと。
熊本にお立ち寄りの際は、是非「地獄温泉 青風荘」に足を運んでみて下さい!!
地獄温泉 青風荘
〒869-1404
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327
0967-67-0005
定休日 火曜日
※ご利用の際は、営業時間などご確認お願い致します。