熊本(八代)の家具・インテリアショップが手掛ける”コーディネート事例vol.30″
こんにちは。昨日はハッピーハロウィンでしたね~♪子どものような考えの私は、何かあるんじゃないか・・と密かにソワソワして期待してました。
なんと予定外の食事会をすることなになり最高の楽しいひと時でしたー!ありがとう!!
何もなかったら仕事帰りにカボチャのケーキでも買って浸りたいと思っていたくらいでした。ww
そういえば、カボチャを調べるとβ-カロテンやビタミンEが豊富なんですね。油ものと一緒に取ると栄養素の吸収がよくなるそうで、免疫力を高めることができ、風邪予防にもなるそうです。個人的にはカボチャの煮物の残りを、次の日サラダに入れて食べるのが好きです。
味がしっかり浸み込んで、美味しくなったカボチャを使います。ポテトサラダみたいに潰して、見た目ゆで卵を大量に入れたような黄色いサラダになります。もちろんキュウリやマカロニも入れて。
食卓もこのサラダを置くことで華やかになりますので、思い出した時にでも試してみてくださーい◎
では、今回のお客様をご紹介いたします。
熊本市中央区マンションをリノベーションされたH様邸に家具を納品をさせていただきました。
少し前になります、6月にお話しを聞かせていただきました。
まずはご主人用のデスクチェアから。
椅子徳製作所(イストク)のBRANCH(ブランチ)チェア。
デザイナーは山田佳一朗さんです。
精度の高い木工や、熟練の張りの技術を活かした美しいフォルム。暮らしの中での使い心地を追求した機能性。それらをデザインでつなぎ、生まれるのがイストクの家具です。細部までこだわりのあるデザインを堪能できます。
背と座面を丈夫なアクリルテープで編んだことで夏場の涼しさだけでなく、お尻の下に硬さを感じないという利点があります。
息子君のSちゃんもお気に入りのチェアです。
フレームは強度を保ちつつ曲木の技を活かし、一本の無垢の脚が背やアームへと枝分かれるようになっています。家で例えると、柱と柱を建てて梁を作るという流れですが、この椅子はその逆の考え方で梁がありその後から柱が構成されているそうです。
18ミリ厚の細い脚は枝分かれして座枠と三角構造を形成し、50ミリ幅の材と同等の強度を作りながらも指で軽々と持てるような軽さを実現しました。イストクさんの高い技術が生んだ新たな構造が、独特の意匠と軽さを備えた椅子を作り出しました。
この椅子の凄さは座って初めて分かります。そしてその時に動く部材を見ると、さらに実感できます!!
現在、HTD本店にありますので気になる方はお試しくださいませ。
ダイニングテーブルはHTDオリジナルのダイニングテーブルです。
こちらはHTD立ち上げ当初から作成している商品でHTD FURNITURE(HTDファニチャー)というブランドになります。
その中のDT03というシリーズで、ブラックチェリーの無垢材(節有り)で、天板厚は25mmという仕様になります。
当店が使用している天板は質のいい木材のみを使用しておりますので木目も美しく揃えております。
横から見たお写真です。脚はアイアン60×30のロの字脚(床に沿わせてアイアンがあるものをロの字と読んでいます)見る角度によっては薄く軽やかに見せ、横からは重厚感のある雰囲気が楽しめます。
天板に幕板を付けないことでアーム付きのチェアでも収まりが良くなります。
チェアはISU WORKS(イスワークス)のMAG(マグ)チェアです。
デザイナーは高橋三太郎さんです。
滑らかなカーブの背もたれと、そこから繋がるアームと脚のライン美しいダイニングチェアです。
優れた木工技術によって生み出された椅子は、デザイナーが追求した座り心地と美しさを兼ね備えています。肘掛はセミアームタイプなのでテーブルにも収まりが良く、出入りもしやすいのも魅力のひとつです。さらに軽量でスタッキングでき、実用的で扱いやすいのが特徴です。
ご案内すると大抵の方は座りやすい!軽い!!と2度驚かれます。店頭で見かけた方は是非座っていただきたい商品の1つです。
さてこのISU WORKSの会社名は山上木工といいます。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらの会社では今回の東京五輪・パラリンピックのメダルケースの作成を担当されております。
少し説明させていただきます。
作られている数は5000個強。ケースは地元産のタモ材を使用し1個1個の表面をサンドペーパーで磨くなどの手作業が毎日深夜に及ぶ中、同社専務の山上裕一朗さんは「ものづくりで北海道から世界に発信できる」と思いを込めているそうです。
ケースのデザインは千葉県在住のデザイナー吉田真也さん。現在無印良品の空間デザインなどで活躍されています。
この2人の出会いから”ものづくり”ということ、その他にも今の日本の現状等を世界に発信していることが分かりました。
そんな山上さん、確かにちょっと質問したら適格にアドバイスをくださいます。
熱量もあります。こちらも熱量が移ってしまうくらい説明してくださいます。さすがです!!
すみません、話しを戻します。
MEGチェアの横はご主人が小さい時に使っていたというベビーチェアを置かれていました。
お2人は「恥ずかしい~」と笑いながらお話しでしたが、私はこのチェアを大切に保管されていたご両親の愛情の深さと、またそれを大切に使っていらっしゃるH様ご夫婦の継承されている家族愛を、このベビーチェアを通して幸せを感じました。
新しいものが全ていいという事ではなくサステナビリティーの時代の中で、何を継承して残していくのかと、、
教えていただいた機会でした。ありがたい気づきでした。
ベンチはナガノインテリアのFriendly!!ベンチDC325のブラックチェリーです。
座面が縁から中央まで少し傾斜しており、痛さを感じない座り心地です。
フォルムもシンプルで、丸みのある縁の形状がとても触り心地もいい商品です。
こちらを上から見た状態です。
床がホワイトオークで家具をブラックチェリーで合わせた時はこんな雰囲気になります。
納品からまだ1カ月なのでそこまで大きく変化してませんが、ブラックチェリーは赤く茶色に変化していきます。それも楽しみの1つですね!
テレビボードはHTD FURNITURE(HTDファニチャー)で無垢材とアイアンの組み合わせになります。
こちらもオリジナルで作成しており、よりシンプルなTVボードをデザインを追求しました。
材料はホワイトオークです。壁がまたカッコいい~ですね~♪
リノベーション中にH様から伺ったお話で、壁を剥いだら雰囲気のいい壁がでてきたんですよ~!剥がすのが大変なんですけどね(苦笑)と、ご夫婦でお話しだったのが、この壁でした!!かっこいい(拍手)
この仕上げは頑張った甲斐がありましたね!!H様、お疲れ様でした。
カーテンから差す優しい雰囲気の中、スピーカー、コンクリート、アイアンと配置されており、無骨な中にも繊細さを感じる空間でした。
今回麻生田にもお打ち合わせでご来店いただいて、一緒に併設されているGreen&Red racineさんの植物もご購入いただきました。
素敵な空間に家具を納品させていただきました。ご家族3人が揃ってはじめて完成された空間!こっそり撮影してました。が・・・
このあとSちゃんに気付かれしまい、私に抱き着ていくれました!満面の笑みで!!
くぅぅぅ~かわいい!!
すっと人見知りだったのにいィー反則の可愛さでした♡
梅雨時期で大雨が続いていた日々でしたがお伺いした前後は雨も降らず、太陽も見えるほど奇跡のタイミング。
災害に遭われた方々にはお悔やみを申し上げます。
家具を通して、H様ご家族の優しさに触れたお時間でした。
お忙しい中この機会を与えていただき感謝いたします。