熊本(八代)の家具・インテリアショップが手掛ける”コーディネート事例vol.27″
秋、深まってきましたねぇ~。仕事が終わって外に出ると夜風が気持ちいい~。秋は一番好きな季節です。
そんな秋の夜長を楽しむべく本を買いました。その名のタイトル『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』。どうですこれだけでワクワクしませんか??大好きなイラストレーター『五月女ケイ子』さんが絵を描かれていて、私にとってはそれだけで最高なんですが、、このミステリーシリーズいいですよ~( *´艸`)。作者は青柳碧人さん、2020本屋大賞にもノミネートされてます。気になある方は前作『むかしむかしあるところに、死体がありました』も合わせてどうぞ(笑)
さて、今回のブログは月イチのコーディネイト事例です。2年前にご新築をされたT様邸をご紹介します。
T様は、HTD家具をご購入された事がある職場の同僚の方からのご紹介でご来店されました。T様ご夫妻は同じご職業で、忙しい合間を縫って何度もお店に足を運んでいただきました。
家族やお友達など人が集うお家にしたいけど、普段は落ち着いた雰囲気の寛げる空間にしたいとの事。
ご来店され時には、既にソファはご購入されていたので、そのソファを中心に商品をセレクトしていきました。
■リビング
ご主人が座り心地とデザインを気に入って決められたソファ。このソファを中心に無垢の存在感を生かした重厚感があるカッコいいリビングを目指しました。
ソファに負けない無垢感をしっかり味わえる野中木工所のロンドセンターテーブル。このデザインに『かっこいーーー!!!』とご主人が一目惚れ( *´艸`) オーナー野口とご主人がワイワイ盛り上がってました。
直線的なラインが力強さを感じますが、脚部と天板の接合部分や脚部のデザインなど繊細なディティールも持ち合わせています。無垢材をここまで使うとセンターテーブルでも重厚感がありますね。
便利な棚と引出が2杯ついているので、散らかりがちなリモコンや雑誌などキレイに収納できるのも魅力です。リビングでよく使うモノを片付けられるって、とっても大事ですよね。
対面するのは、こちらも野中木工所のジャギーTVボード幅2000の両側引き出しタイプ。このTVボードは幅や奥行、高さなどのバリエーションが多いというのも人気の要因です。
無垢材のボーダースリットのデザインの前板は、隙間から赤外線が通り扉を閉めたままでもAV機器のリモコン操作が可能です。裏面もキレイに化粧板が施されているなど、見えないところの気配りも嬉しいですね。さすが婚礼家具を作っていたメーカー!仕事が丁寧です。
■ダイニング
ダイニングはユーロダイニングテーブルにアレンダイニングチェアを合わせました。リビングが四角いイメージでまとまっているのに対して、ダイニングは家族団欒の場所なので優しいイメージにしました。同じチェアを6脚ですっきりとした印象です。
ユーロダイニングテーブルの特徴は天板裏の半丸の面取り加工。ここがT様のお気に入りポイントで、手触りが良くずっと触っていたくなります。ご来店された時も『ここ、ここ!ここ良いですよね~』と面取りされた天板を三人で触りながらお話ししてました。
どうです??触りたくなりませんか??
細身に仕上げてあるの脚はすっきりシャープな印象なので、T様は『美脚』のテーブルと呼ばれてました。
アレンダイニングチェアは木材を削り出して作った笠木(背もたれ)が一番の魅力。
美しいカーブは腰へのフィット感があり、ひじ掛けの役割も兼ねています。ハーフアームタイプは椅子の出入りがしやすいので、家事で立ち座りが多い方に人気です。
アレンチェアは幕板があるテーブルにも収まりがよく、背の高さも抑えめです。圧迫感がないので一見コンパクトに見えますがゆったり座れるダイニングチェアです。
ダイニングの上にはディクラッセのヌードウォルナットペンダントランプ。
電球の美しさをそのまま魅せるシンプルなデザインなので、テーブルの幅に合わせ多灯使いに。ブラックコードもお部屋のイメージを崩さず馴染んでます。
夜はこんな印象です、、。
打ち合わせの段階からご来店いただいていたので、ダイニングテーブルの位置に合わせてライティングレールを取り付けていただき、天井の配線もスッキリできました。
■寝室
寝室のお写真はご遠慮させていただいているのでマットレスのご紹介だけ。
東京スプリングは知る人ぞ知るマットレス製造メーカーで、最新の設備と職人の力によって、一貫して日本国内で製造を続けています。T様が気に入られたのは東京スプリングのハードボルケーノマットレス。ロータイプのスプリングを2層構造にした特殊なスプリングで、二つの層がそれぞれ振動を吸収するダブルクッションタイプ。柔らかすぎず硬すぎないしっかりとした安定感のある寝心地です。
最後に、、撮影にお伺いした際、どこからの眺めが好きですか?とお訊ねするのですが、T様ご夫妻はキッチンからお部屋全体を見渡すのが一番の萌えポイントだとか、、。
落ち着いた雰囲気ながらも、ご家族やご友人・同僚の方たち、、、きっと人が集まるお家になっていることでしょう。T様お忙しい中お時間とっていただきありがとうございました。皆様も秋の夜長、、ゆっくり、まったりした時間をお過ごし下さい。