熊本(八代)の家具・インテリアショップが手掛ける”コーディネート事例vol.22″
熊本では緊急事態宣言も解除され、徐々に日常に戻りつつありますね。
ただ、まだまだ油断はできないため、感染予防対策は続けていかないとですね。
さて、それでは、私自身、久々のコーディネート事例のご紹介です。
今回は、ご新築を機にご来店いただきましたS様邸です。
椅子専門店である麻生田店をご来店いただいた後、ソファもお探しという事で本店にも足をお運びいただきました。
S様邸は、間取りもご自身で試行錯誤して決められており、2世帯住宅ですが、ご両親への配慮もなされています。
というのも、新しい家で間取りが変わると、痴呆の原因になるということもあり、ご両親側は全て以前お住いだった間取りを再現されているようです。
そのような配慮って素敵ですね。
それでは、そんなS様邸をご紹介させていただきます。
リビングとダイニングはウォールナットを基調とされ、建具もブラウン色だったことから、ウォールナットフレームのソファをご提案しました。
ご提案しましたソファは、後ろ姿が美しい杉本家具のフラッグソファ。
フラッグソファは無垢材を贅沢に使用したウッドフレームに耐圧分散に優れた最高級ウレタンのレスピール(モールドウレタン)という素材を使用するなど、デザイン性だけではなく、座り心地や耐久性にもこだわったソファです。
このモールドウレタンは、車のシートにも使われており、10年使用して、歪みは2%未満の抜群の耐久性を誇ります。
もちろん、耐久性だけではなく、ソファの後ろにダイニングがあるため、後ろ姿にもこだわりました。
厳選した無垢材を職人の手でつくったフレームはフラッグソファの特徴の一つです。
また、設計段階からラウンジチェアのスペースを確保されており、この度新しくラウンジチェアを追加いただきました。
それが、ハーマンミラーのイームズラウンジチェアです。
ご新築当初は別のラウンジチェアをご納品させていただいていたのですが、この度、以前からS様憧れのラウンジチェアを追加いただきました。
実は、S様は別の案件でご来店いただいていたのですが、何気ない会話の中で、”間もなくイームズラウンジチェアが入荷するので是非、今度試されてくださいって”というのがきっかけです。
S様ご夫婦は、テレビや雑誌でイームズラウンジチェアを見る度に話題に出る程憧れのチェアだったらしいです。
それを知らずにご案内していたようで、勝手に運命的なものを感じていました笑
ラウンジチェアが入荷してすぐご来店いただいた際も、家を出る際は、”購入はせずに座るだけって”ということで、ご来店いただいたらしいのですが、イームズラウンジチェアの佇まいと座り心地に感動され、いつのまにか、その場で即決となりました笑
本当にありがとうございます。
私も大好きなチェアの一つなので本当に嬉しい限りです。
イームズラウンジチェアは、その名のとおり、イームズ夫妻がデザインしたラウンジチェアで、ミッドセンチュリーを代表する名作チェアの一つ。
家具に興味がない方でも映画や雑誌などで一度は目にされたことがあるのではないかと思います。
ニセモノも出回るほどの名作チェアですが、本物の存在感や座り心地は全くの異次元です。
この佇まいとエグゼクティブ感は、まさに憧れのラウンジチェアです。
後ろ姿も美しく、食事しながらうっとり眺めてしまいたい程です。
ラウンジチェアで、ゆっくり映画や読書を楽しむだけではなく、寛いでお酒を飲むのに最適な空間となりました。
完全にリビングの主役になってしまう程ですね。
最後に、ダイニング。
ダイニングはデザイン性だけではなく、メンテナンスのしやすさもということで、bellacontte(ベラコンテ)のブリッジテーブルをセレクト。
ウォールナットの脚にDHラミネートを採用した天板は、「耐水性」、「対汚性」、「対摩耗性」に優れており、アルコール除菌も問題なくご使用いただけます。
コロナウイルス等でアルコール除菌をされることが増えていると思いますが、その点では安心の天板です。
(無垢の天板にはアルコール除菌の使用はお控えください)
今回は、全て無垢材というよりも異素材が入ることで、空間にゆとりと面白みが出てます。
ソファ、ラウンジチェア、ダイニングテーブル、チェアの全てにウォールナット材を取り入れながらも、ウォールナット材のみで構成されたアイテムは一つもないため、重厚感も抑えられ、それぞれの素材がより映えています。
統一感もあり、とっても素敵な空間でした。
S様、お忙しい中、写真撮影にご協力いただきまして、ありがとうございました。
またいつでも遊びにいらしてください。