熊本(八代)の家具・インテリアショップが手掛ける“コーディネート事例vol.18”
本日、熊本市内では熊本城マラソン2020が行われてました。
毎年、県内外からたくさんの方に参加いただき熊本市内は大賑わいです!
今年は朝から大雨・強風で日中から夕方にかけて急な寒気がやってくるという悪天候の中、多くの方が完走されてました。毎年、TVでマラソンを見ている私にはもう尊敬しかないですね!!本当にお疲れ様でした!!(+_+)
では、今回のお客様をご紹介させていただきます。
熊本市東区在中のT様邸です。
T様との出会いからお話しさせていただきます。
数年前、お友達のソファを探しにたまたま付添いでご来店されたT様。ソファやカーテンのお話をお友達にさせていただいく間に、T様のご相談も一緒に伺うようになっていました。
新築マンションの家具・カーテンのご提案をさせていただく内容でした。
2回目の来店はご主人とご一緒に来ていただき、図面をもとに色々と詳しくお話を聞かせていただきました。
当店では、図面を見て家具・照明のご提案だけでなくカーテン・ブラインド等もご提案できます。もちろん取り付けまでさせていただいております。
家具・照明だけでなくカーテン・ブラインドまでトータル的に空間を提案して欲しいとご希望のT様。新築のマンションということで、仕様確認をショールームでさせていただき、家具・照明・カーテンのご提案をさせていただきました。
まずはリビングからご案内させていただきます。
ソファは日本フクラのFINANCIER(フィナンシェ)です。
日本フクラは、1973年イノアックコーポレーションとドイツフクラ社の合弁で設立されました。『その国に根ざしたモノづくり』を理念とし、新しいライフスタイルを提案しつづけている会社です。そのフクラの技術が集約されたソファがFINANCIER(フィナンシェ)です。
座面のクッションはフラットで厚み薄く適度なクッション性があります。スチール脚でよりスタイリッシュで美しいフォルムとなります。生地も細かい凹凸があり光の当たり方では模様のように見えます。
優しい雰囲気の内装を崩さず、大人なベージュ感を表現できたかと思います。
ソファの生地はお客様choice!
こちらの生地と実際の内装を見て、ウッドブラインドのカラーも当初の予定よりワントーン明るくさせていただきました。
センターテーブルとTVボードは杉山製作所のクロテツでSHIN リビングテーブル1000,SHIN AV ボードです。
杉山製作所では、創業以来、鉄の加工・溶接を専門に培い、自動車部品・列車車両部品などの製作を行ってきました。そしてその熟練した技術と設備を生かし現在では、鉄へのこだわりをもった製品づくりを行っているメーカーです。
無垢の木と無垢鉄で構成されており、杉山製作所でないと出来ないデザインとなっております。TVを乗せているモノとしてではなく、ちゃんとインテリアとして空間を整えてくれてます。
個人的に優しい空間にカッコよさを出してくるのがとても素敵だと思います。
そして、ダイニングはまた雰囲気を変えました。
テーブルは システムキッチンの国内トップブラントPamouna(パモウナ)のbellacontte(ベラコンテ)というブランドで、bridge table(ブリッジテーブル) です。
キッチンは白で清潔感がありその横に置くダイニングは天板を真っ白にし、脚はオークにしました。チェアは種類を全てバラバラに選んでいただきました。
チェアは、平田椅子製作所のCAPRA Arm Chair (キャプラアームチェア)、CAPRA Half Arm Chair (キャプラハーフアームチェア)、moda en casa (モーダエンカーサ)のHOLD chair (ホールドチェア) OPHELIA arm chair (オフェリアアームチェア) です。
それぞれのカラーはあえて変更し、色の濃淡で統一しています。全部真っ白のチェアで統一するのも良いですが、座り心地も違えば目で見ても楽しめるように変更してます。どれかチェア1脚に座ってお部屋を眺めてもバランスが取れる組み合わせになっており、尚且つ、また別のイスに座った時は違う組み合わせを見れる楽しみもあります。
展示場では味わえないT様邸だけで味わえる楽しみです。
照明はLE KLINT(レ・クリント)SWIRL(スワール)ペンダント 1M ホワイト です。
1枚のプラスチックシートをひとつひとつ手で折りあげてできる美しいフォルムが魅力のレ・クリント。その曲げられたシートの縦と横の比率が黄金比(1:1.618)に近いためそのシェードから漏れる柔らかな光や影のコントラストが美しく照らされております。
黄金比をもつ黄金長方形は古来よりもっとも均整がとれ,美しい長方形であるとされてきました。それは世界的に有名な建築物(パリの凱旋門)や芸術作品(モナリザ)などにも応用されてきました。日常でもカタツムリの殻、ヒマワリの種、松ぼっくりのまつかさ、名刺、A4用紙にも見られます。
LE KLINT(レ・クリント)のSWIRL(スワール)は、光源がどこから見ても見えない仕様となっており、色んな角度から見ても美しい照明といえます。
キッチンボードはダイニングと同じくシステムキッチンの国内トップブラントPamouna(パモウナ)のNEを選択して頂きました。
キッチンとボードの天板を同じ素材にすることで、ダイニングから見た雰囲気がより統一されました。
キッチンボード横の袖壁の足元にはコンセントが設けてありました。そこからコンセントを持って本体につなげれるよう下台を加工をさせていただきました。(右端の四角の穴2か所)
通常のキッチンボードでは、袖壁とキッチンボードの間に隙間を作りそこからコンセントを這わせて本体につなぐような仕様っだったそうですが、T様はそこを無くしたいとご希望でした。
NEはそういった加工ができるキッチンボードで、より収まりもいいようにマンションの担当者の方と大工さんにご協力をいただき、袖壁の巾木も指定させていただきました。とても後で納品したとは思えない仕上がりとなりました。T様をはじめ皆様のおかげで、キッチンボードの収まりがとても綺麗になりました。
リビング・ダイニングと続いて、寝室をご紹介させていただきます。
寝室は、落ちつた畳ベッドを置かせていただきました。お布団で生活を希望されていたT様。
畳と無垢のウォールナットフレームで構成されたベッドを納品させていただきました。無垢材ならではの温かみを感じますね。
カーテンも折柄が細かく落ちつたグリーンの組み合わせで選んでいただきました。
リビング・ダイニングのすてきな空間で楽しんでいただき、寝室でゆっくりお休みいただけるお宅となりました。
ご納品後からしばらくしてお時間をいただき、当時のお話を伺いました。
素人でインテリアを考えると大変なのでコーディネートして欲しいというお気持ちでご来店されていたT様。
色んな商品を説明を聞く中で商品の説明だけでなくその商品を作っている会社のバックグランドも聞けて良かったとお話下さいました。ありがとうございます。
当店ではただ家具を販売させていただくスタッフではなく、メーカーのこだわりやバックグランドまでお話させていただいております。もちろんお時間が許すかぎりですが。
T様のご希望に添えることが出来て、とても嬉しい限りでした。スタッフ一同またのご来店をお待ちしております。