熊本のインテリアコーディネーターが綴る家具選びの豆知識~テーブルとチェアのサイズ感~
つつじがキレイに咲いてますね~!やっと春めいてきてうれしいです✿
暖かくなるといろんな生き物が活動し始めるので、わが家ではそろそろムカデ対策が必要だったりします(^-^;)底面まで付いた蚊帳が、これからの時季は必須アイテム。古典的ですが、おすすめです。
今回は、ちょうどいいテーブルとチェアの選び方、おさらい編~♪
《チェア》
椅子の座面の高さは、ひざの高さがベストです。まずは座ってみて、足が床に付くかどうかを確かめます。かかとが浮いていると、太腿の裏に負担がかかり、血行不良を引き起こします。理想は、膝の角度が90~100度。このとき、靴を脱いだ状態で確認するのを忘れずに(ゝ∀・)
人間工学上では、【身長×0.25】が膝下の長さと言われます。つまり、身長160cmの方なら160×0.25=40cmがベストな座面高です。
またテーブルと組み合わせる際には、テーブルと椅子の高さの差(差尺)が27~30cmあれば、おおよそ問題はありません。人の座高は【身長×0.55】。差尺は【座高÷3-2】という式で表すことができます。身長160cmで計算すると、160×0.55=88cm。88÷3-2=27.3cmという具合です。
身体に厚みのある方や脚を組むことが多い方は、この差尺を少し広めに取っておけばさらにGood★当店でチェアをご注文される場合は脚をカットすることもできますので、ご相談ください。(※有料)
《テーブル》
テーブルのワークスペースは、一人当たり幅60cm×奥行40cm必要と言われます。4人掛けテーブルであれば、120×80cm。ただし椅子の幅が50cmなら、脚間(テーブルの脚の内側の寸法)100cmだとギリギリになってしまいますね。
スペースに余裕があるのなら、4人掛けで130cmはほしいものです。また、テーブルに椅子を収める際はひじ掛けも考慮すべきポイント。かさばると面倒ですので、ひじ掛けの高さも測っておきましょう(╹◡╹)b
ちなみに6人掛けテーブルは幅200cmほどあればベストですが、レイアウトによっては、テーブル幅は小さめに設定できます。(下図参照)
ただ椅子から立ち上がったり、周囲に人が通ったりすることなどを配慮すると、逆にスペースが必要となります。空間をすっきりと使うためには、片側のチェアをベンチにするという裏ワザもあります。これはお子様が小さいご家庭におすすめ。また、ゲストが来る頻度や家族全員でテーブルを囲むかどうかなど、生活スタイルに応じて考えてみましょう。ダイニングを快適なスペースにするご相談も、HTDでは承っておりますよ~(^ω^*)ノ
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