熊本のインテリアコーディネーターが綴る家具の豆知識/ソファの選び方③
2017年がスタートして早くも3週間が経ちましたね。
今年も目標を決めて一日一日を大事に過ごしたいなぁ~と思っている私です。
ご挨拶が遅くなりましたが、みなさまも良い一年をお過ごし下さいませ。
さて、本物にこだわった無垢家具やデザイナーズ家具、おしゃれでスタイリッシュなインテリアを熊本に!という思いでスタートしたhtd。
HPを見て県外からお休みを利用してご来店いただいたお客様が3組も!
熊本だけではなく県外からぁぁぁぁぁ(;’∀’)とても感激しました!!
WEB SHOPでも県外からのお問い合わせやご注文も多く、本当に嬉しく思います。
こんな商品扱ってないの?
この部屋に合うインテリアは何?
こんなテーブル作れない?
などなど何でもご相談ください。
htdはみなさまに寄り添うインテリアショップを目指しています。
本年も変わらぬ・・・いやいや密なお付き合いを何卒よろしくお願い申し上げます(・∀・)
話は変わりまして、久々の更新「家具の豆知識」シリーズ!「ソファの選び方」の続きです。
みなさま覚えていらっしゃいますでしょうか~?
「ソファの選び方」のCHECK POINTは全部で5つでしたね!
CHECK1 生活スタイルを考える
CHECK2 デザインを考える
CHECK3 サイズを考える
CHECK4 座り心地を考える
CHECK5 張地を考える
前回までで、CHECK1「生活スタイルを考える」とCHECK2の「デザインを考える」をお届けしました。
今回はCHECK3の「サイズを考える」をチェックしていきたいと思います!
CHECK3 サイズを考える
お店に置いてあるソファは意外と小さく見えるもので・・・購入したもののリビングに設置したら大きすぎたーーーっっ!という方は結構多いんです。
お部屋に合ったソファのサイズを把握するためには、まずお部屋の大きさとソファを置きたい場所の寸法を確認します。
ここで大事なのは日常の生活をイメージして動線を考えながら、他の家具や壁からのスペースをきちんと取ることです。
くつろぐはずのソファに窮屈な思いをさせられる・・・なんてことにならないようにしましょうね。
ではリビングにソファを置きたい場合は、具体的にどれくらいのスペースが必要なのかCHECKしていきましょう(*^-^*)
ソファに座る
例えばソファの前にリビングテーブルを置く場合は、普通にソファに座るだけでもテーブルとソファの間には35~45cm程のスペースが必要になります。
足を組んだりゆったりとリラックスした姿勢で座るには、50㎝くらいはあったほうがいいですね。
ソファの周りを通る
ソファの周りを人が通る場合には60cm以上のスペースが必要です。
日々の生活の中で二人通ることを考えると、90cm以上のスペースがあったほうが無理なくすれ違えるのでストレスがありません。
またご家族が車いすを使用されている時は、100cm以上のスペースを取ってあげてください。
ソファの周りの壁や他の家具との距離を、きちんと確保したレイアウトを考えましょう。
カーテンの開閉
ソファの片側がリビングの窓に面するレイアウトの場合は、カーテンを開閉に必要なスペースを取るのを忘れないでください。
人が横歩きをするには40cm以上のスペースがあればいいのですが、ドレープカーテンの場合はきれいに見せることも考えると60cmくらい確保できるといいですね。
テレビとソファの距離
子供の頃は「テレビから離れなさい!」とよく怒られたものです(´з`)
ソファに座ってゆったりテレビを見るためには130cm以上の距離が必要といわれていますが、最近のテレビは画面も大きいので「画面と高さの3倍の距離」が理想とされています。
例えば32型で120cm以上、42型で152cm以上、52型で190cm以上とテレビのサイズによって変わります。
200cmは意外と近いので、50インチ以上のテレビの場合は200cm以上取れると全体のバランスがいいです。
他の家具との距離
備え付けの棚やリビングボードなど引き出しや扉がある家具がある場合は、開閉するのに不便がないようスペースをとります。
立って開閉する場合は90cm以上、座って開閉する場合は120cm以上は必要ですが、扉や引き出しのサイズが大きいとそれだけスペースが必要になりますので注意してくださいね。
いかがでしたか?
これをチェックするとお部屋にどれくらいの大きさのソファを置くことができるかが見えてきます。
CHECK2でお伝えしたようにソファには色々な形やデザインがありますので、本体の横幅は同じでも座面のサイズや奥行きが違ったり、高さも違います。
置けるスペースを最大限座面に使いたい場合はアームなしのソファを、カウチを置きたいと思っていたけど奥行きが足りないときはオットマンにして機能性を持たせるなど、自分の中で自然と選択肢が絞られてきます。
自分(家族)のライフスタイルにあったベストなサイズのソファを選んで、素敵な空間にできるといいですね。
もちろんhtdではお部屋にあったソファのサイズもお調べいたします。
ご新築やリフォームのお客様には図面をお持ちいただいて、お話を聞かせていただきながらサイズとレイアウトなど一緒に考えさせていただいてます。
このお手伝いがとても楽しくて嬉しくてたまりません(^^♪
お悩みの際はいつでもご相談下さいませ。
次回はCHECK4をお届けしま~す。