熊本で買える おすすめ家具・おしゃれインテリア通信/テーブル編①
熊本で買えるおすすめの家具や、おしゃれなインテリアをご紹介しています。
前回の椅子つながりで、今回はダイニングテーブルにスポットをあてたいと思います。
日本でダイニングテーブルが一般的に使われるようになったのは1960年代と、ホントに最近のことなんです。
古代から明治時代までの日本の食卓は「銘銘膳」という小さなお膳に一人前の料理がのっている個人用の食卓が主流でした。
旅館の宴会場で出てくるあのお膳をイメージしていただくと◎です。
その後、明治の半ばから昭和にかけて「ちゃぶ台」が使われるようになります。
某スポ根マンガでお父さんが度々ひっくり返してたアレですね。
あ~っ!お姉ちゃんが作ってくれたご飯が・・・と思っていた私です。
話がそれましたが、この頃は茶の間(居間)にちゃぶ台を置いて、夜になるとちゃぶ台を片付け布団を敷いて寝るという生活スタイルでした。
ちゃぶ台の登場で大勢で食卓を囲み、大皿に盛った料理を取り分けて食べるという文化も定着していきます。
そしていよいよ1960年代に団地ブームが到来し、居間と台所を分けたダイニングキッチンという発想になります。
ちゃぶ台からダイニングテーブルへと世代交代し、椅子に座って食事をする現在の日本の生活スタイルになっていくのです。
ちゃぶ台やテーブルが登場してから食卓は家族との憩いの場となり、何気ない日常が繰り返される大切な場所となりました。
日本は床に座る文化なので、今でも座卓で食事をする方が好きだという方は沢山いらっしゃいます(私の実家もそうです)。
食卓はダイニングテーブルか座卓かはそれぞれの生活習慣、ライフスタイルに合わせて選んでいただけたらいいかと思います。
ちなみにダイニングテーブルの選び方は前回のブログを参考にして下さい(*’ω’*)
では、笑顔いっぱいの食卓になるであろうダイニングテーブルをいくつかご紹介します(座卓はまたそのうちに~)。
『鉄のプロが作り出す SUMIダイニングテーブル』
「鉄の可能性」を企業理念にしている杉山製作所のブランド「クロテツ」のSUMIダイニングテーブルです。
何といっても鉄がいいです!鉄へのこだわりをもった製品づくりをしている職人さんがハンマーで叩いて鍛え上げるハンドメイドの無垢鉄。
グラフィカルなデザインの細身の脚ですが、無垢鉄なので重厚感があり、ハンマーで叩いた跡がひとつづつ違うので味があります。
無垢の鉄そのままだと錆びやすいのですが、粉体焼付塗装を行っているので傷もつきにくく耐久性にも優れています。
天板はウォールナットとオークの無垢材!仕上げはもちろんオイルです。無垢の天板と無垢の鉄脚から生まれる幾何学的なフォルムは、ついついジーーーーーッと見続けてしまいます。
『洗練さと素朴がコンセプト FACT ワークテーブル』
ものづくりをする女性をイメージして造られたテーブルは当店の人気商品でもあります。
木部は古材を使用していますが、そんじょそこらの古材と一緒にしてもらては困ります。
実際に建築現場の足場として使われていた板を使っているので、傷やへこみ、時にはペンキが少しついていたりして、ひとつひとつ独特の雰囲気をもった仕上がりになっているんです。
天板が傷つくことなど気にせずに裁縫やアクセ作り、パンやお菓子作りなど趣味やワークショップなどでバンバン使っていただいきたいテーブルです。
オプションで棚板も付けることができるのも嬉しい気遣いです。
高さは700mmと85mmお選びいただけますが、私はハイタイプがおすすめです。
立って何かをするのにちょうどいい高さ!ハイタイプのダイニングなんてCAFEみたいでちょっと自慢したくなりますよ。
こちらも先に紹介した杉山製作所の製品なので、もちろん脚は無垢鉄で味のある風合いです。
『レトロなカラーリング CPH10 コペンハーグデスク』
2013年にコペンハーゲン大学の改装プロジェクトから生まれたシリーズです。
大学の改装のために・・・なんとおしゃれな大学なのでしょう。
公共の家具として使用するのがスタートだったので、そこから考えても収納性・耐久性に優れているのは分かりますよね。
そのうえ汚れにくいことなども考慮されているのでダイニングテーブルにはもってこいです。
リノリウムで加工された天板は抗菌性に優れていますが、このマットな質感がレトロな感じでたまりません。
ブラックとグリーンは黒板みたい( *´艸`)
シンプルなデザインだけど存在感のあるオーク材の脚と、側面から見た時のミルフィーユみたいな天板が素敵です。
『ハンス・J・ウェグナー氏デザイン CH002・CH006バタフライテーブル』
ビーチ材とオーク材から選べる無垢の風合いを活かしたエレガントなバタフライダイニングテーブルです。
普段は小さく使い、ゲストが来た時に広げて使うことができる伸長式なのでとても便利です。
伸長式なんてめんどくさ~いと思った方、ご安心ください!伸長板は天板の両端に金具に引っ掛けているのだけなで、簡単にセットすることができます。
伸張板は半円形なのでやわらかな印象になりますね。
同じサイズのダイニングテーブルでも素材やデザインで全く違いますよね。
ダイニングテーブルは大きな面積をとるので、お部屋の印象を決める大事な家具のひとつです。
家族の団欒の場ですから、なによりもダイニングテーブルを囲んで家族みんなが笑顔になれるというのが一番ですね☆
HAPPY TIME DIRECTIONは、みなさまの素敵な食卓を演出するお手伝いができたらと思っています。