東京都西多摩郡N様邸
当店は熊本にあるのですが、今回のお客様はナント東京からご来店いただきました。
N様のブログでは、”決して安くはない買い物。信用できるところで、信用出来る人に頼みたかった”
とご投稿いただいており、とても嬉しいお言葉!!
ということで、数ヶ月かけてご納得いただけるインテリアをご提案させていただきました。
遠方からわざわざご来店いただきましたお客様ということもあり、組立や設置を業者に依頼するのも嫌でしたので、東京まで組立と設置に行ってきました。
軒が素敵なお家で、中もモデルルームのような仕様でした!
それでは、今回、入れさせていただいた家具のご紹介です。
まずはリビング編。
こちらは、当店オリジナルのテレビボードで、幅だけではなく、コンセントの位置に合わせて高さもミリ単位で調整しております。
ウォールナットと鉄脚の組み合わせは、後ほどご紹介いたしますダイニングテーブルに合わせてコーディネートいたしました。
次は、センターテーブル。
センターテーブルにはAJIMのisola low table(イソラ ローテーブル)を入れさせていただきました。
長崎で船舶用の家具を製作している家具メーカーが立ち上げたブランド、AJIM。精巧さや強度が求められる船舶家具で培った熟練の職人によって、仕上げられた家具は、長く愛用できる堅牢性とAJIM独特の造船をイメージさせるデザインを兼ね揃えています。
造船の骨組みをイメージさせる無垢材のフレームが美しく、天板のガラス越しに見える構造に惚れ惚れしてしまいます。
そして、主役のソファは、今回も杉山製作所 クロテツのBANソファ。
ウォールナットのサイドテーブルも付け、テレビボードやセンターテーブル等との相性も抜群です。
この存在感には毎回驚かされます!!
続いて、ダイニング編。
ダイニングテーブルには、ソファと同じ杉山製作所のSUMIダイニングテーブルを選定。
ハンマーで一つ一つ叩き鍛えた無垢の鉄。
中身の詰まった無垢鉄だからこそできる細くて幾何学的な脚がスタイリッシュなデザインを演出します。
そのダイニングテーブルには、椅子の名工、宮崎椅子製作所のkuku mukuと4110をそれぞれ2脚入れさせていただきました。
kuku mukuは、日本を代表するデザイナー小泉誠氏が手掛けたもので、椅子の背が宙に浮いたようなデザインとなっており、テーブルに収めた際の姿がとても美しく感じます。
4110は、デンマークの家具デザイナーの巨匠カイ・クリスチャンセン氏が手掛けたもので、シンプルなデザインでありながら、背板の絶妙な曲線、少し広めの座面など、そのこだわりが座ることで伝わってきます。
最後に、タイル張りのインナーテラスには、BKFチェアと杉山製作所のSUMIサイドテーブルを入れさせていただきました。
革にはベジタブルタンニンなめし加工の上質な厚革が使用されており、経年変化が楽しめる一生モノのチェアです。
良質な皮革に体が包まれ、ロッキングチェアのような座り心地が味わえます。
杉山製作所のSUMIサイドテーブルの幾何学的なアイアンの脚とBKFチェアのアイアンの脚の組み合わせは間違いない組み合わせですね!
実は、まだまだベッドルームやパーソナルルームにも、数多くのインテリアを入れさせていただいているのですが、あまりにも数が多いため、またの機会にご紹介します。
N様、遠い熊本の地でお買い求めいただきまして、誠にありがとうございました。