人間工学と座り心地を追求した椅子4選

クレセントアームチェア

こんにちは。いきなりですが、皆さんは椅子を選ぶときに何を基準に選ばれてますか?

デザイン、座り心地、価格等色々あると思いますが、今回は「人間工学」という少し論理的な視点から椅子をご紹介したいと思います。難しい内容ではありませんので、少しでも椅子選びのお役に立てれば幸いです。

人間工学とは

人間工学の起源は1850年代のヨーロッパまで遡りますが、今では世界中に活用されています。

人が動作をするとき、効率的に動けるよう物や環境を設計しデザインする。長時間の使用でも快適に、そして安全に仕事ができることを目的に、人間工学の哲学は生まれました。

別名「エルゴノミクス」と呼ばれ、身近なものだと医療・福祉・交通・公共施設など、幅広い領域において安全・快適設計へと発展し、私たちの生活の中に定着しています。

 

体の仕組みを知る

人間工学

普段私たちは、立ったり、座ったり、歩いたり、色々な動作をします。

その中で最も体に負担が少ない姿勢をご存じでしょうか。それは立った(直立した)時の姿勢です。

私たちの頭はかなり重く、約5~6㎏あります。

直立で立った時の姿勢は背骨がS字のカーブを描き、頭の重さをうまく逃がして負荷を分散させてくれます。

逆に座るとそのS字カーブが崩れやすく、頭の重さがダイレクトに肩や腰にかかり、肩こりや腰痛を引き起こす原因となります。座っている状態でも直立時と同じ姿勢になるために、椅子選びはとても重要になってきます。

 

人間工学に基づいた椅子

ではここで、人間工学に基づいて設計された椅子をご紹介させて頂きます。

No.1 SEOTO-EX

SEOTO-EX

まず一つ目にご紹介するのがSEOTO-EX

創業100周年を誇る飛騨産業が生み出した人間工学椅子。その昔、カンブリア宮殿の司会者である村上龍さんが、「立ち上がりたくない椅子」と言われ注目を集めました。

ポイントは大きな背もたれと、反り返ったお尻のライン。

SEOTO-EX

座った時に骨盤が後ろに下がらないよう設計されており、背骨から腰椎にかけて綺麗なS字カーブが保てるため、自然と直立時と同じ姿勢になります。

骨盤が安定するので、長時間フィット感を維持できます。

SEOTO-EX

こちらは飛騨産業100周年モデルの「SEOTO-EX100」。

背板・板座ですが、クッションが無くても安定した座り心地を維持できます。

座面は切り込みが入り、お尻や膝裏の負担を軽減させてくれます。

 

No.2 クレセントアームチェア

クレセントアームチェア板座繋がりでもう1点。こちらも飛騨産業によるクレセントアームチェア。

木でできた座面でありながらも、不思議なことに座った時に堅さを感じません。座面の角度や、座面を立体的に削る「座繰り加工」を施し、職人の手で丁寧に磨き上げることで、優しい座り心地を実現しています。

更に塗装は” ノンスリップ加工 ”がされており、お尻が前に滑ることなく、安定した姿勢を維持できます。

 

クレセントアームチェア

背もたれは曲木技術によって大きくカーブしているため、背中にぴったりとフィットし、椅子に包み込まれるような心地を体感できます。

クレセントアームチェア

アームは下向きに傾斜した丸みのあるフォルムで掴みやすく、そっと肘を乗せると自然と肘裏に指が回り、心地良い安心感が得られます。細部に渡るまで職人の技術が光る作品です。

 

No.3 アーロンチェアリマスタード

アーロンチェア

1994年にデザインされたアーロンチェア。世界で初めてメッシュ素材を使ったワークチェアとして注目を集めました。

時代が進み働き方の変化に合わせて、2017年にリマスタードされ、椅子の機能がアップロードされました。

現在世界で累計700万台以上の売上を誇り、最も人気のある椅子の一つです。

アーロンチェア

座る人の体格に応じてA/B/Cの3サイズを展開。

背もたれ、座面は横方向に合計8つのゾーンが設けられ、それぞれ異なる張力で座る人の身体にフィットします。

アーロンチェア例えば肩周りは張力が柔らかく、肩甲骨が動かしやすいよう設定されています。逆に腰椎~骨盤にかけては、姿勢を安定させるために張力が硬くなっています。

通気性も良く、熱や湿気がこもらないので、一年を通して快適に使えます。

その他にも、腰椎と骨盤をサポートするポスチャーフィットSLや、リクライニングの範囲、テンション(強弱)を調節できるなど、様々な機能が付いています。

メーカー保証はなんと12年。それだけ自信があるワークチェアだということです。

 

No.4 ISラウンジチェア

ISラウンジチェア

まるでカッターナイフのような鋭利なアームが特徴的なISラウンジチェア。

イノダ+スバイエによってデザインされました。

座面は大きく傾斜され、お尻がしっかりと収まる角度。膝裏部分とお尻部分の高低差の大きさが最大のポイントで、体重がかかる背もたれの硬さ、そして曲がり具合もきっちりと考えられ、ゆったり身体を休める事ができます。

ISラウンジチェア

アームは適度な場所にあり、長時間座る際の腕の置き場を考える必要もありません。感触は優しく、自然で無駄のないフィット感です。

美しい曲線と、座って分かる素晴らしい掛け心地は、「立ち上がりたくない椅子」になること間違いなしです。

 

最後に

いかがでしたか。デザインが多様化されている中で、人間工学の観点からオススメをご紹介させて頂きました。

あまり難しく考える必要はありませんが、今後もテレワークやおうち時間が増加しつつある現代では、椅子は生活する上でフォーカルポイントになってくるでしょう。

上記の椅子たちは当店に全て展示をしていますので、ぜひ一度試座されてみてください。

きっと生涯のパートナーチェアが見つかりますよ。


この記事を書いた人

中村侑司

コーディネーター

中村 侑司

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熊本のデザイナーズ家具・インテリア専門店
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